応募の方法・時期について教えてください。

大学院入学試験段階では、当プログラム専用の選抜は実施いたしません（本プログラムへの参加希望の有無は大学院そのものの合否とは関係ありません）。大学院入学後、プログラム参加希望者に対して「募集要項」を配布します。所属大学における主指導教員および卓越大学院担当教員と相談の上、出願書類等、各大学所定の書類を作成・準備し、期日までに担当事務窓口に提出してください。その後、書面審査・面接審査等をおこない、合格水準にあると判定された場合、卓越大学院プログラム参加となります。応募に関する詳細は連携各大学によって異なりますので、各大学担当窓口にてご確認ください。

選考方法について具体的に教えてください。

提出された書類・成績評価・入試成績および面接等の審査に基づき、総合的に判定します。連携各大学においてそれぞれ定員がありますので、詳細は各大学の「募集要項」および担当窓口にてご確認ください。

本プログラムの指導教員について教えてください。

第1ステージ（博士前期課程）の場合、主指導教員は所属大学の卓越大学院プログラム担当教員としますが、副指導教員は他の連携大学（千葉大学・岡山大学・熊本大学・長崎大学・総合研究大学院大学）所属の卓越大学院プログラム担当教員に依頼します。これにより所属機関の枠を超えた研究指導体制が構築され、幅広い研究活動をおこなうことができます。（各所属大学院の指導体制は従来どおりであり、上は本プログラムの指導体制についての説明です）。

通常の履修と本プログラムの履修の関係はどのようになっていますか？

通常の修了要件に加え、本プログラムのための授業を履修する必要があります。加えて、フィールド・リサーチや合同コロキウム（研究発表）等のプログラムも実施します。したがって、通常の履修よりも身に付けるべきことは多くなります。そこで、各大学院のプログラム担当教員およびスタッフが、参加学生の皆さんの学修をさまざまな場面でサポートしていきます。

本プログラムでの学生サポートについて教えてください。

千葉大学の場合、博士前期課程 からリサーチ・アシスタント（研究補助）業務に就くことが可能となり、一定の経済的支援が得られることになります。また、「合同コロキウム」参加のための国内旅費、「フィールド・リサーチ」実施のための海外渡航費用について支援を受けることができます。さらに、Digital Humanities習得に必要なデジタル機器類を整備しています。学生個人には、データサイエンス授業履修に必要な貸出PCも準備されています。

本プログラムは「アジアユーラシア」を研究テーマとする大学院生でなければ履修できないのでしょうか？

本プログラム実施大学大学院に所属する学生であれば、どのような学問領域を専攻していても本プログラムの履修は可能です。本プログラムでは、アジアユーラシア地域を「課題先進地域」と捉えて、プログラムの第一の柱としています。むしろ、人文社会科学の学問的手法によって「アジアユーラシア」地域の課題をどのように解決することが可能か、さまざまな領域の方法論を導入して多角的に考究していく視点が共有されていくことも本プログラムが目指すところです。

学部生までの段階でデータサイエンスに関わる教育を受けておらず、「Digital Humanities 2.0」履修に不安があるのですが。

本プログラムは少人数で構成されていますので、各人のレベルに応じた柔軟な指導を想定しています。さほど不安に感じる必要はないと考えます。

コロナ禍の影響で、現在も授業等が様々な形式で実施されるようになりましたが、卓越大学院プログラムはどうなっているのでしょうか？

メディア授業（オンデマンド型・ 同時双方向型）や対面授業のほか、対面プログラムである連携大学との「合同コロキウム」や、国内外への「フィールド・リサーチ」を実施しています。

卓越大学院プログラムの概要はHPで理解できましたが、詳細について知りたい場合はどうすればよいでしょうか？

進学予定の各大学大学院事務窓口にお問い合わせください。代表大学である千葉大学の窓口は以下のとおりです。
〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 大学院学務室 卓越大学院担当
jinsha-takuetsu@chiba-u.jp
043-290-2997
（月～金　9：00 ～ 12：00　13：00 ～ 17：00）