千葉大学 卓越大学院プログラム
アジアユーラシア・グローバルリーダー
養成のための臨床人文学教育プログラム

社会との連携
Society

キャリア教育

本プログラムの重要な柱は、プログラム概要に示した通り、アジアユーラシアという多様性に満ちた世界と向かい合うことのできる懐の深い国際理解、あるいは国際感覚の修得、そしてもう一つは、人文的データサイエンスとしてのDigital Humanitiesの考え方、技法の修得です。これらは人文社会科学の特定のディシプリンに結びつくというものではなく、むしろさまざまな場面において応用していくことのできる汎用的な知識・技能であり、もともと広く社会において活躍の場を見出していくマルチキャリアの発想と親和的です。したがって、本プログラムでは、アジアユーラシア地域で活動してきた企業との協働教育プログラム、あるいはデータ分析に立脚した企画立案活動を行ってきた企業との協働教育プログラムを実施してきましたが、令和6年度より、マルチキャリアの開拓という本プログラムの狙いを明示化するために、新たに「キャリアデザイン科目群」を設置しました。これによって、「アジアユーラシア研究」、「Digital Humanities」、そして「キャリアデザイン」の3つの柱を軸とする本プログラムのカリキュラムを再構築しています。
以下、本プログラムにおける企業メンターのみなさま、講義・セミナーの講師をお願いしている企業人、とりわけ人文社会科学系大学院において学位を取得されたロールモデルとしての博士人材のみなさまをご紹介していきます。

キャリア教育

企業メンター紹介

  • ニッセイ基礎研究所 主任研究員 片山ゆき氏
    私たちの卓越大学院プログラムでは、企業人のみなさまにも様々なかたちでご協力をいただいています。今回インビューを受けてくださったニッセイ基礎研究所主任研究員、片山ゆきさんは、卓越大学院プログラムの企業メンターとして、インターンシップやキャリア相談会などをお願いしてきました。また、片山さんはニッセイ基礎研究所の専門業務の傍ら、博士後期課程に籍を置きながら、現代中国の社会保障について研究を進めて学位を取得、2024年9月に、その研究を基礎とする著書『十四億人の安寧─デジタル国家中国の社会保障戦略』(慶應義塾大学出版会)を上梓されています。今回は、ニッセイ基礎研究所の片山さんに、ご自身のお仕事や大学院生へのアドバイスなどについてお聞きしました。
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社会で活躍する人社系博士人材

  • インドネシア アイルランガ大学人文学部日本研究学科長 ヌヌック・エンダー・スリムリヤニ氏
    ヌヌック・エンダー・スリムリヤニ先生(インドネシア アイルランガ大学人文学部日本研究学科長)から、卓越大学院プログラムに関するコメントとメッセージをいただきました。
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